SQL Server 2008 R2のISOイメージからのインストールに失敗
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久しぶりにSQL Serverをインストールしようとしたところ・・・
久しぶりにSQL Serverを利用しようと思い、MSDNサブスクリプションサイトから最新のSQL Server 2008 R2 DeveloperのISOイメージをダウンロードしてインストールを試みました。ISOイメージから、フリーウェアのExplzhを利用してインストール キットを展開し、インストールを再度試みましたが、「インストール パッケージが正しくない」旨のエラーメッセージが出力されてインストールできません。
コピーしたファイル名が長すぎるのか?
こういう場合、ISOイメージからHDDの特定のフォルダにコピーすると、ファイル名が長すぎて問題が発生するという経験が過去にありました。そこで、ドライブのルートに、インストール キットを展開しましたが、やはり結果は同じ。
ダウンロードしたISOイメージのハッシュ値は正しい
もしや、ダウンロードに失敗しているのではないかと、ISOイメージのハッシュ値 (SHA1とCRC)を確認しましたが、これは正常。
何もインストールされていない綺麗な仮想化環境のWindows XPでテスト
何か自分のOS環境に問題があるのではないかと、今度は仮想環境の何も手を加えていないWindows XP Professional(XP Mode)にSQL Server 2008 R2のISOイメージをマウントしてインストールを試みましたが、やはり同じ、「インストール パッケージが正しくない」旨のエラーメッセージが出力されてインストールできません。
ISOイメージをDVD-Rに焼こうとしたが、更なる問題が・・・
そこで、ダウンロードしたSQL Server 2008 R2 DeveloperのISOをDVD-Rに焼こうとしましたが、4.7GBの片面一層のDVD-Rでは容量不足で焼くことができません。そこで、2層のDVD-R DLメディアと、2層の書き込みに対応したDVDドライブを利用して、物理メディアを作成しました。このメディアを利用してインストールを行うと、あっさりインストールが完了しました。
こういうことに無駄な時間を費やさないように!
ダウンロードで最新のメディアが提供されるMSDNサブスクリプションはとても便利なのですが、こういうことがあるので注意が必要ですね。私はこれで、丸2日間無駄にしてしまいました。
SQL Server 2008 R2をMSDNサブスクリプションからダウンロードして利用する場合は、ご注意ください。ちょっと外れますが、今回のように4.5GBを超えるISOイメージの扱いに関する注意が、以下のBlogに掲載されていました。ご興味があれば、以下の記事もご参照ください。
oscdimg.exe を使用して 4.5 GB 超の ISO ファイルを作成する場合の注意点
では。